元喫煙者が喫煙者に対して厳しい理由|心理的要因

禁煙

よく、元喫煙者は喫煙者に対して厳しいと言います。

それを象徴するのが、ダウンタウン松本人志の言葉。

以前、喫煙者だった松本人志はこう言っています。

「タバコを吸ってなかった学生の頃は、喫煙者を見ても特になんとも思わなかった。
でも、タバコを止めた後に喫煙者を見ると、どこか厳しい目で見てしまう自分がいる」

かくいう僕もそうです。

以前、10年ほどタバコを吸っていたのですが、止めてからの方が喫煙者をより意識するようになりました。

今回は、元喫煙者としてその理由を心理的な面からお伝えします。

元喫煙者が喫煙者に厳しい理由

元喫煙者が喫煙者に厳しい理由は、段階的に分けて、下記の3つを挙げられると思います。

  1. ストレス
  2. 嫉妬心
  3. 恐怖心

 

まず最初に来るのが、我慢するストレス

皆が皆、すぐにタバコを止められるわけではありません。

吸わない我慢をかなりしているのです。

特に、禁煙後の数日から数ヶ月は辛いもの。

そのような時期に、喫煙者を見るとストレスしかありません。

そして、そこにはストレスと同時に、「本当は自分も吸いたい」という喫煙者に対する嫉妬心もあるはず。

僕は、上記の理由から、禁煙を始めた頃には、タバコのある場所には極力近づかないようにしていました。

喫煙に対する恐怖心

骸骨体の中からニコチンが抜けて禁煙成功!

と思いきや、人によっては禁煙して数年経ってもあることで苦しみます。

それは、喫煙に対する恐怖心

これは、僕の場合、禁煙して1〜2年の時、よく感じたものです。

体からタバコへの依存がなくなったと言っても、心の奥底では、この時期でも吸いたいという気持ちは僅かながら残っていました。

そのような時に気持ち良さそうにタバコを吸う人の姿は、誘惑でしかないのです。

この場合の誘惑は、100%悪い意味での誘惑です。

そして、その誘惑に乗ってタバコを吸った時のことを考えると、ものすごい恐怖心に襲われるのです。

それは、あれだけ頑張って禁煙したのに、あれだけ我慢したのに、ここで吸うと、またあの苦しみを味合わなければならないという恐怖心です。

そう、禁煙してある程度の”実績”ができると、タバコそのものを吸いたいというよりも、ふとした拍子に吸ってしまった後の苦痛に対する恐怖心が優ってくるのです。

そして、その苦しみを与える可能性を提供している喫煙者に対しては、すごく警戒心を抱くのです。

もちろん、ここでいう警戒心とは無意識下でのことです(いちいち意識していたら、精神がすり減ってしまいます)。

個人的には、一度タバコを吸うと、一生何らかの形でタバコに苦しめられる可能性があると思っています。

まとめ

以上、元喫煙者が喫煙者に対して厳しい心理的理由でした。

最後に僕の禁煙成功法をお伝えします。

僕は禁煙して、今年で7年目です。

禁断症状は、もうないと言っていいでしょう。

しかし、完全にタバコのことを考えない生活を送るまでには3年近くかかりました。

まず、失敗した禁煙方法ですが、「ひたすら我慢」「禁煙本を読む」「ドラッグストアで買った禁煙シールを貼る」でした。

禁煙シールとは、腕に貼るシールのこと。

それを貼ると、タバコが苦く感じられました。

しかし、所詮、全て自己管理。

ニコチンの誘惑に負けた当時の僕は、一ヶ月で挫折。その後、また喫煙生活に逆戻りしました。

そして、最後の最後にとった手段は禁煙外来

2〜3ヶ月外来し、その都度、お医者さんに進捗状況を話し、飲み薬をもらっていました。

この薬は、前述のシール同様、タバコが苦くなるやつです。

しかし、禁煙外来が市販で買うものと違ったことは、相談相手がいること。

進捗状況を話せる相手がいるということは、心理的に大きかったです。

禁煙外来の価格は、薬代込みで2万円はしたかと思います。

しかし、もしあのまま喫煙していたら100万円近くかかっていた(1日一箱吸っていました)ので、そう考えると禁煙外来は格安です。

更には、それで健康になれるのですから。

禁煙後4〜5年経過してからは、喫煙者に対して特にストレスを感じなくなりました。

しかし、今でも喫煙者を見るたびに恐怖心があるのは事実です。

万が一、何かがきっかけで吸ってしまうと、あの禁煙の苦しみと戦わなくてはいけないのかという恐怖心があるのです。

禁煙してから思うのですが、禁煙して「禁煙●年」「禁煙●十年」とはなりますが、喫煙の味を知っていることに変わりはありません。

不思議なことですが、禁煙して7年が経過し、特に意識してないにも関わらず、今でも一年に数回は喫煙している夢を見ます。

それはすごくリアルな夢で、「ハッ」と目を覚ました時に、少しタバコの匂いを感じるくらいです。

その度に、「夢でよかった」と胸を撫で下すのはいうまでもありません。

つまり、一度タバコを吸ってしまうと、タバコに対する経験値がゼロになることはないのです。

総合的に考えて、やはり「喫煙歴なし」が最強だと思います。